椎間板の修復治療

椎間板ヘルニアとは椎間板に亀裂が入り、椎間板の中心部に存在する髄核が外へはみ出すことを言いますが、原因としては遺伝的な要因や日常生活の負担が椎間板の劣化となり、椎間板内の水分がなくなることで椎間板の変性と呼ばれる薄くつぶれた状態になります。

椎間板の水分がない場合はMRIの画像診断上で黒く写ります。
ただし、椎間板ヘルニア=痛みというわけではなく、重度の椎間板ヘルニア患者でも症状が現れないことがあり、軽度の椎間板ヘルニアでも激しい神経痛のような症状が現れることもあります。

それは椎間板の髄核が漏れ出て入ることが原因として考えられ、再発の理由としては外科手術では椎間板(髄核)の切除を行ってたうえで神経への圧迫を改善できたとしても、髄核が漏れ出る原因となる線維輪の亀裂が修復されていないため、再度髄核の漏出=腰痛疾患の再発ということが考えられると言えます。

当院での椎間板修復治療

当院ではDST法という治療方法があり、今までの外科手術とアプローチ方法とは異なります。今までの外科治療の場合は椎間板内の髄核が飛び出すことの痛みを椎間板を切除することで痛みを改善してきましたが、DST法は椎間板の亀裂を修復することで今後髄核の漏出を防ぐための治療です。
また、DST法を行うことで椎間板の厚みが変性前の状態に近づくため、腰痛疾患の再発防止として案内することが多い治療方法です。

対象となる腰痛疾患

椎間板=椎間板ヘルニアのみと認識し、脊柱管狭窄症やすべり症でお悩みの方に説明した際に、「ヘルニアではないから私には適応しない」といわれることも多いのですが、椎間板を修復することで椎間板ヘルニア以外の腰痛疾患の患者様でも症状が改善する場合は多く、その理由として椎間板の変性と他の腰痛疾患が併発しているケースが多数存在しているからです。

例えば、椎間板ヘルニアが起因して脊柱管を圧迫して入る場合は、椎間板の修復を行うことで脊柱管の圧迫が改善され、脊柱管狭窄症の症状である神経痛の症状がなくなるということも考えられます。これは脊柱管狭窄症に限らず、腰椎すべり症の患者様でも同様のことが言えます。

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