外科的手術後の症状再発に悩む60代男性の椎間板変性症の治療-DST法
60代 男性
問合せ内容
10年ほど前より腰痛と両足にしびれが出るようになり、L5/椎間板ヘルニアの診断にて
PELD手術を実施しました。
多少は症状緩和しましたが、年々再発するようになり、昨年も何度もブロック注射等で
対処しましたが、当日しか症状が治まらない状態となっております。
今後の治療としてはボルト6本での固定術を勧められておりますが、固定術は避けたい
と考えていたところ当院の治療法を知り、可能であれば治療したいと考えております。
画像診断結果
主訴
右腰背部痛および両下肢の疼痛・しびれ。
10年前にPELD施行。
所見
L1/2 L2/3 L3/4 L4/5 L5/S 椎間板変性症・椎間板ヘルニアおよびLCSの合併も認めます。
椎間板治療としては椎間板容量が減少している状態でありDST法が適応となります。
有効率は腰痛に対しては80%前後・下肢の神経障害に対しては73-75%前後と考えます。
病名:椎間板変性症
DST法 5箇所