両足の強い疼痛としびれに悩む80代男性の脊柱管狭窄症の治療-DST法
80代 男性
問合せ内容
近医では脊柱管狭窄の診断にて保存的治療で対処しておりますが、痛みなど症状改善が
無い状態です。ただ、外科的な手術はリスクも高く希望もしておりませんが、何とか症状を
緩和できないかと考えております。
当院で一度診て頂き、可能であれば治療も検討したいと考えております。
画像診断結果
主訴
両坐骨神経領域の疼痛としびれ。
所見
L2/3 L3/4 L4/5 L5/S 椎間板変性症・椎間板ヘルニアおよび一部黄色靱帯の肥厚から
LCSの合併を認めます。また、椎間板容量の減少も認めており、線維輪損傷も疑われます。
椎間板治療としては造影検査も行いますが恐らくDST法が適応となる可能性が高いと
判断します。DST法での有効率は下肢の神経障害性疼痛に対しては約75%前後・下肢の
感覚障害に対しては約73%前後と考えます。
病名:脊柱管狭窄症
DST法 4箇所
治療中の画像